2015/12/02 作成

平津戸駅



かつての終着駅だが、列車がやってくるのは1日5本だけになった。

        

待合室は小ぶりで新しいものになった。      字体のせいか、何となく物悲しい駅名標だ。     行き止まりの側線もある。

     訪問日記   2009年7月29日 訪問

   この平津戸駅は国道106号線沿いにあり、クルマやオートバイで簡単にアクセスできる。だが、停車する列車は下りが2本、上りは3本しかなく、鉄道での訪問はとても困難である。
  駅の開業は1931(昭和6)年10月31日。当時は終着駅だったが、その後は路線の延長に伴い途中駅になった。かつては交換可能な相対式ホームに引き込み線を備え、さらに蒸気
  機関車の方向を変えるための転車台もあった。しかし、いまは面影を見ることが出来ない。

  無人化後の木造駅舎には「細田商店」が入り、長らく営業を続けていたが、10年ほど前に駅舎の解体とともに廃業してしまった。跡地には小奇麗な待合室が建っているが、木造の
  デザインこそ取り入れてはいるものの現代的で無機質な風情は否めない。いや、それでも駅として認められていることに感謝すべきかも知れない。なぜなら、1時間間隔でやってくる
  バスがあるのに、1日に5本しか来ない列車のために建てられたのだから。