1999/11/26 作成

足滝駅

飯山線の「足滝駅」は小さな集落の上にあり、人目に着きにくいひっそりとした駅である

     

こじんまりした待合室は新しくて綺麗    待合室内部には作り付けの木製の椅子があり駅寝に最適    足滝駅まで狭い坂道が続く 


   訪問日記 
  1999年11月20日 訪問 

  ここは、飯山線は長野〜新潟県境の新潟県側に位置する静かな山中にある。10軒程の人家のある小さな集落から狭くて急な坂道を2分程度登った所で、人目に着きにくい
 場所である。待合室も締め切りが可能で、造り付けの長椅子もあって居住性も良い。ただし、室内には冬季のホーム除雪用にロータリー手押し式雪かき機がカバーが掛けら
 れて置かれているので、揮発性燃料系の匂いが気になることは否めない。
私が訪問した当時は雨が降っていたため、落ち着いて観察出来なかったが、静かな山間の雰囲気
 だけは存分に味わうことができた。ひとまず飯山線の中では一番雰囲気の良い秘境駅であろう。

 今回の秘境駅訪問旅は、長野県の実家から車で訪問することなった。取っ掛かりとなったのが、飯山線の駅訪問でその後、只見線、会津鉄道、野岩鉄道といった数々の駅を
 たったの1日で巡るハードスケジュールであった。おまけに天気が悪く、その行程も随分慌しいものになってしまった。駅巡りには車やバイクは便利だが、何かが物足りない。
 やはり少ない列車を色々と遣り繰りして綿密な計画を立て、やっと訪れることが出来た時の感動にはほど遠いものがある。